恋愛や結婚の悩みを前向きに考えられる『逃げるは恥だが役に立つ』
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恋愛や結婚の悩みを前向きに考えられる『逃げるは恥だが役に立つ』

この記事を書いた人

うえやま

私は子供の頃から漫画が大好きです。少女漫画から青年漫画まで、面白い漫画ならジャンル問わず様々な漫画を読みます。漫画に没頭し過ぎて他の事がおろそかになる事も・・・。今まで読んだ作品で特に心に残った作品を紹介していきますので、よろしくお願いします。

皆さんは結婚について真面目に考えた事はありますか?

私は漠然と、いつか恋愛感情を持てる愛する人と結婚するんだろうな、とずっと思っていました。

『逃げるは恥だが役に立つ』略して『逃げ恥』は、恋愛感情の無い男女が「仕事としての結婚」をする為に事実婚をするという、ちょっと変わった物語です。

読んでいると、「給料を貰ってるってことは、主婦って家政婦みたいなもの?」「結婚って何だろう?」と色々考えさせられます。

でも読み進めていくと結婚を前向きに考えられること間違いなしです。恋愛や結婚について悩んでいる人達に読んで欲しい作品です。

(出典:逃げるは恥だが役に立つ(1):海野つなみ)

『逃げるは恥だが役に立つ』あらすじ

「誰にも必要とされないってつらーい」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻)

大学院卒の森山みくりは就職活動で全滅し、派遣社員になるもそこでも切られ、現在は求職中の身。

父親のつてでの家事代行の仕事を始めますが、みくりの両親が引越しを決めた事から、せっかく慣れてきた家事代行の仕事も途中で辞める事になってしまいます。

みくりの伯母で、化粧会社に勤務している独身の土屋百合(つちや ゆり)の家に転がりこもうかとも悩みますが、最終的にみくりは津崎と事実婚をし、「仕事」として津崎との新婚生活を始める事を決めます。

しかし、新婚生活も悪くないと思っていた矢先、津崎の同僚の風見涼太(かざみ りょうた)沼田(ぬまた)にひょんなことから本当の夫婦なのか怪しまれてしまいます。

それでは、おすすめの見どころポイントをご紹介していきます!

みんな誰かに必要とされたい・・悩む女性たち

今の時代は結婚せずに仕事に人生を捧げる女性も珍しくありません。

伯母の百合もその一人で、若い頃はモテていましたが、結局一度も結婚せず独身を貫いてきました。

百合は仕事で充実した毎日を送りつつ、誰からも選ばれなかった事に寂しさを感じます。

これに対してみくりは、

「同じだなあ 

百合ちゃんは結婚 

私は仕事 

みんな誰かに必要とされて生きていきたいんだよなあ・・」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻)

と思ってしまいます。

就職活動に全滅したみくりも、会社から求められなかった寂しさを感じているのでしょう。

女性の生き方は多様化していますが、どんな生き方でも「誰かの役に立てるかどうか」は大事なポイントだと思います。

私は結婚して主婦をしていますが、夫に料理や部屋の綺麗さを褒められると、やりがいを感じられます。

もし家事が必要とされない仕事だったら、その作業は苦痛に感じるだけでしょう。

人間は社会的な生き物なので、誰かに頼りにされたいと思う事は基本的な欲求なのかもしれません。

結婚のメリット・デメリットを考える

津崎の同僚の風見は、結婚して何か得があるのか疑問を感じます。

「結婚って何のメリットがあるんだろうって思ってしまうんだよね」

「相手に頼られることが増えて正直荷が重くなりませんか?」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻)

家事や料理が自分で出来て、友人もいるから寂しさも感じていない風見は、結婚のメリットを津崎たちに尋ねます。

独身で暮らしに不自由していない男性は、似たような考え方を持っている人が結構いるかもしれません。

一方でみくりと同居生活を送る津崎は、

「誰かと暮らすというのは面倒でもあり楽しくもあり 

そんなことを僕はもうずっと忘れていたように思う」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻)

と思うようになります。

結婚すると自分の時間や使えるお金は減ってしまいますが、選び選ばれた相手と一緒の空間で生活する事はやはり幸せだと思います。

私も昔は友人とべったりしてるよりも一人の時間が好きな方だったのですが、年を取るにつれて一人の時間が長いと退屈に感じるようになってきました。

やっぱり家に人がいた方が、温かみがあるし寂しくないです。

結婚って、結婚してからじゃないとわからない良さもあるかもしれません。

恋愛っ気が無い二人、それでも縮まっていく距離

みくりと津崎は仕事という形で結婚を始めるので、初めのころ頃は

「じゃあちょっとお茶を飲みながらミーティングしますか」
「勤務時間外ですけどいいんですか」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻)

とすっごく淡泊です。

津崎は恋愛経験が無いので、仕方ないかもしれませんが。

でも同居するうちにどんどん二人は打ち解けていきます。

出会ったばかりの頃の津崎は無表情でよそよそしい感じですが、みくりとの距離が縮まると次第に胸の内を明かすようになります。

「もう今年は特に理由があるわけでもないのに不必要に寂しい気持ちにならなくていいんですね」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻)

「一人でなんでもできるけど 

でも安心って 

実は人が与えてくれるものなんだって思ったんですよ」
(引用元:逃げるは恥だが役に立つ /海野つなみ/第1巻より)

淡泊そうな津崎も実は寂しかったんだ!って意外だった台詞です。

2人のもどかしいところやピュアな部分にキュンキュンします。

恋愛に不器用な2人がどんな風に進展してくのか、読んでいてとても楽しみな作品です。

今回紹介した作品はこちら

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