知る人ぞ知る王恋愛マンガはこれだ!バンドマン×女子高生の恋模様が魅力的な『世界の端っことあんずジャム』
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知る人ぞ知る王恋愛マンガはこれだ!バンドマン×女子高生の恋模様が魅力的な『世界の端っことあんずジャム』

この記事を書いた人

彅野アン

漫画、グルメ、写真など、私の好きなことを、文章で皆さんに届けるお仕事をしています。マイソウル漫画は『脳内ポイズンベリー』『たいようのいえ』。自宅にはふわふわ系だけでなく、少年・青年漫画も800冊ほどあります。漫画の魅力を1人でも多くの人に…!【Instagram:@nagino.an

女子の皆さん、最近キュンキュン要素は足りていますか?

年齢を重ねるごとに、王道の恋愛マンガは読まなくなる傾向になります。

しかしどんなに年を重ねても、キュンキュン要素は女子の活力になりますよね。

そこで今回は、知る人ぞ知るキュンキュン要素たっぷりなマンガをご紹介。

主人公と一緒にバンドマンに恋してみませんか?

(出典:世界の端っことあんずジャム(1):桐島りら)

~ひなと杏子の出会い編~

今回紹介していくのは、桐島りらさんが描く『世界の端っことあんずジャム』(講談社)という作品です。

主人公は、16歳の女子高生・ひな。

ひなはお父さんとふたりで、「アプリコットハウス」というマンションの管理人をしています。

しかしお父さんは、「用事で出てきます。ヨロシク♡」「お父さんは山に芝刈りに…」と置き手紙を残して、管理人の仕事をサボってばかり。

頼りないお父さんの代わりにひなが率先してマンションの治安を守り、みんなが住みやすい環境になるように気を配っています。

その中でもひと際手を焼いているのが、304号室に住む杏子(あんず)。

マンションの階段に私物を置きっぱなしにしたり、ゴミの日を間違えたりと常にひなのことを悩ませていました。

しびれを切らしたひなは304号室に突撃し、杏子に文句を言いに行きますが、この時に杏子が男性であることが判明!

さらに杏子の部屋で杏子のキーボードを壊してしまうのです。

キーボードを弁償する代わりに杏子のお願いを聞くと約束したひなは、「この場所にお弁当を届けて」「疲れているからマッサージしてほしい」「部屋の掃除を頼んだ」など、ことある毎に杏子にこき使われてしまいます。

こうして杏子との時間が多くなっていく中で、ひなは管理人と住人という関係から、男と女という目線で杏子を見るように変化していきます。

一方の杏子は、過去の過ちが現在の恋愛にも影響を及ぼしているよう。

ふたりのもどかしい距離感は、女子マンガの王道シチュエーションが好きな人には見逃せないかも!

ひなが管理人さんをしているワケ

ひなの両親はこの物語の少し前に離婚しています。

その時に、一生懸命仕事をして家族を養っていたお父さんの糸がプツンと切れてしまいました。

ひなはそんなお父さんを見て、「許す」という決断を下します。

ちょっと落ち込んでいる期間、逃げている期間、どれもお父さんの時間であり、そんな時間も大切に過ごしてほしいとひなは考えたのです。

ひなはお父さんの気持ちを大切にするために、管理人さんの仕事をお父さんの代わりに請け負い始めます。

さらに、「孤独になってしまわないように」と願いを込めて、マンション内をファンシーな空間にチェンジさせていきます。

思わず「こんなマンションに入居したい!」と思えるほど魅力的なので、読んでいて妄想が膨らみますよ。

距離の詰め方がかっこいい!?

いつもだらしない印象の杏子ですが、1巻の途中で人気バンドのボーカルであることが判明!

女の子なら一度は夢見たシチュエーションで歌を歌ってくれたり、ライブにお忍びで行ったりとハラハラドキドキの恋愛模様が描かれています。

特にひなが杏子をライブ会場で認識する場面は、キュンキュン要素が満載!

ひなが貼ってあげた絆創膏をしている杏子を見つけて、ひなは杏子がボーカルをやっていると確信します。

ひなの前で口ずさんでいた言葉が歌になってひなの耳に届き、世界が「アプリコットハウス」よりもっと広いことを感じ始めます。

ひなはライブをきっかけに杏子のことを男だと認識し始めますが、杏子はそうもいかないよう。

いきなり全国ツアーに行ってしまったり、急によそよそしくなったりと、ひなは年上バンドマンの杏子に振り回されてしまいます。

しかし杏子には杏子なりの理由があるようで、ふたりの距離は一進一退を繰り返します。

同マンガの中では、杏子の過去の話から、バンドの生い立ちなどに触れていきます。

ひなの思いが詰まったマンションで繰り広げられる恋愛模様をぜひご堪能ください!

まとめ

今回は小さな世界で生きてきた女の子と、孤独のバンドマンの恋物語が描かれた『世界の端っことあんずジャム』を紹介していきました。

現在作者の桐島りらさんは、『いじわるキラーチューン』や『王子様ゲーム』『トレモロレトア』など、多くの少女漫画を発売しています。

バンドマン×女子高生、バンドマン×パン屋さんなど、少女漫画の世界ならではのシチュエーションが盛りだくさんなのでぜひチェックしてみてくださいね。

今回紹介した作品はこちら

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